koike-r 様
こんにちは。
???なクライアント様ですね。
公式ではないので控えていましたが、ご高齢の方に限らずそもそも「領収書の意味」を知らない事業者の方が多いのも事実です。
また、ヤマト側がいう「売上確定」という用語も、ヤマト側が精算処理を行う上での事業所側へ課した条件と捉えるのが適当で、Welcart 様公式が仰っているように、事業者が発行する領収書の発行の有無とは一切関係がありません。
ヤマト側は、「クロネコWEBコレクト」での「売上確定」は、その形態によりそれぞれ異なっております。
クレジットカード払い・・・出荷情報登録
コンビニ(オンライン)払い・・・コンビニ店頭でのご入金(出荷情報登録は任意)
キャリア払い/ID(PayPay)払い・・・与信承認を確認後「売上確定」処理(出荷情報登録は任意)
です。Welcart では、コンビニとキャリア払いは対応しませんが、クレジットカード払いとID(PayPay)払いでは、クロネコヤマト配送とそれ以外で「売上確定」にするための操作が若干異なる程度で、基本的にはステータスを「発送済み」にすることで、ヤマト側の条件を満たす作りになっているように思います。Welcart で作成可能な領収書PDFは、条件となっていません。
そもそも、クレジット払いは信用取引ですから、お客様から直接領収することはありませんので、領収書を発行することは有り得ません。ましてや、発送のタイミングでカード会社から受領することも有り得ませんから、受領していないタイミングで領収書なんて発行してはいけないものです。
Welcart で発行できる領収書の日付は、便宜上受注日となってしまいますが、これは、クレジット払いの場合、本当の受領日はシステム側で情報をもっていないために、あくまで便宜上の領収日となっているのかと思います。
法的に領収書に記載されるべき日付とは、まさにお客様から代金を事業者が受け取った日です。
クレジット払いは信用取引ですので、受領日は未来の不確定日です。発送のタイミングでは、入金予定日しかわかりません。代金の受領を証明する受取証書=領収書は、本来発行すべきではないものです。
クレジットカード払いに限らず、銀行振込に関しても現金等を受領するのは、カード会社や銀行ですので、領収書の発行主体でもありません。よってこれらの場合の領収書の発行は、法的にも義務ではありません。税務上も領収書なんてなくても、支払いの事実を証明できる代用書類(預金通帳など)があれば、問題ありません。
ただ、そうはいうものの、理解のないお客様から領収書を求められることはしばしばありますので、「サービス」として発行する事業者は多いと思います。実体は無知から生まれる無駄な仕事です。この場合は、Welcart では領収書を発行できますので、お客様に対応してあげたいのであれば、任意で発行するだけのものとなります。但し、クレジット払いの場合は、領収書の但し書きに、その旨書かないと印紙税の対象となってしまう場合がありますから、従業員への教育も必要になります。
私は、ECにおいて現金で受領することは絶対にありませんので、EC販売では領収書は一切発行していません。理由は「不要だから」です。
昨今は、インボイスの関係で納品書だけは必要なときがあります。納品書なら発送段階でも紙で(信書にならないように注意が必要です)同封できますしね。
当店では、カスタムオーダーフィールドに、
「納品書PDF」をラジオボタンで ・不要・必要 (【商品発送のご連絡】メールに添付)
を追加しています。紙での発行は、原則いたしません。
他の事業所様では、どのようにされてますでしょうかね。気になります。
ご参考になれば幸いです。