こんにちは。
Multi Price は商品単価に働きかけるもので、それだけでも結構複雑な造りになっています。そのため在庫ステイタスにまで働きかけるような仕様にすることは考えておりません。
finehearts さんの商品の構成は、恐らく、在庫ステイタスや単価を管理できるSKUで展開すると組み合わせが多くなり過ぎてユーザビリティーが悪くなると言うものではないでしょうか。もしそうであれば、Multi Price をカスタマイズするよりも、購入時にSKUを簡単に(セレクトフィールドなどによって)切り替えられる仕組みがあれば解決できるものではないでしょうか。
今のところ、まだその様な拡張プラグインは無いのですが、近々開発する方向で準備を進めています。
例で示していただいた靴屋さんの場合の商品登録の仕方はこの様にするのが(個人的に)ベストだと考えています。
基本的な考え方はこうです。
- 色が違ったり形が違うなど、商品画像を別に用意しなくてはいけない物は個別の商品として登録する。
- 同じ写真で価格が違う場合はSKU展開して登録
- 色違いの商品を同じページ内で見えるようにするには関連商品として登録する。
これを例の靴屋さんに当てはめると
- 黒、白、茶、緑の4つの商品を登録します。
- それぞれの商品に25.0、25.5、26.0、26.5、27.0のサイズでSKU登録します。
- 黒の商品に対して他の商品を関連付けするために、タグに白、茶、緑の商品コードを登録します。各商品に対してこの様なタグ付けを行ないます。
こうすることで、黒の靴の商品詳細ページには、メイン画像として黒の靴、価格は5種類のSKU(在庫管理OK)、そしてその下に同じ靴の他の色の写真が並びます。
色違いが同じ値段であれば商品オプション扱いにして1商品でまとめてしまうことも可能ですが、やはりSKUが冗長化してしまいます。
商品登録の構成はいろんな方法が有りますので難しいですね。これをプラグインのカスタマイズで解決するには相当の労力と費用が必要になります。コストに見合った方法で良い導入方法が見つかるといいですね。
他の皆さんも、商品登録でどの様な構成にするかお悩みでしたら「使い方」のフォーラムに投げかけてみてください。何か良い方法をアドバイスできるかもしれません。