VK Blocks プラグインにセキュリティ更新があったので、これを使用しているサイトの更新を行いました。更新内容は以下の通りです。
- プラグイン名 VK Blocks
- 開発元 Vektor,Inc.
- 修正済みバージョン 1.64.0.1
- 危険度 6.4 (Medium)
- 脆弱性 Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Block
解説
Authenticated (Contributor+): この脆弱性は、「Contributor(寄稿者)」レベル以上の権限を持つ認証されたユーザーによってのみ悪用可能であることを示しています。WordPressには異なるユーザーロールがあり、「Contributor」はその中でも基本的な編集機能しか持っていないロールですが、この脆弱性ではそれでも十分に悪用が可能とされています。
Stored: 「Stored(保存型)」とは、攻撃に使われる悪意あるコードがウェブサイトのデータベースなどに保存され、後からそのサイトを訪れるユーザーのブラウザでそのコードが実行されるというタイプの攻撃です。
Cross-Site Scripting: これは「XSS(クロスサイトスクリプティング)」とも呼ばれる脆弱性で、攻撃者がウェブページに悪意あるスクリプトを挿入できるものです。このスクリプトが実行されると、個人情報の漏洩やセッションハイジャックなどのリスクがあります。
via Block: この部分は攻撃がどのように行われるかを指しています。具体的には、WordPressの「ブロック」と呼ばれるコンテンツの断片(例えば、段落や画像、見出し等)を使ってこのXSS攻撃が行われるということを示しています。
総合すると、「Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Block」は、Contributorレベル以上の権限を持つ認証されたユーザーが、特定の「ブロック」を用いて悪意あるスクリプトをウェブサイトに保存することで、その後そのサイトを訪れるユーザーを攻撃できる可能性がある、という脆弱性を指しています。
引用 ChatGPT