クレジットカード決済を導入する場合、決済サービスの種類ごとに気を付けなくてはいけないことがありますが、どの決済サービスにも共通して言えることはサーバースペックです。
スペックの低いサーバーでは、ほとんど必ずと言っていいほど、早い段階で不具合が発生し始めます。
不具合とは、クレジット決済は行われているのに、注文データが記録されないということです。
この状態を放置すると、お客様から代金だけをいただいて商品を送らないという事態になり、ショップとしては信用問題につながります。
不具合の要因は、そのサーバーが処理できる同時アクセス数が極端に少ないために、決済システムから送られてくるリクエストを Welcart が処理できなくなりタイムオーバーが発生してしまうことにあります。
もちろん、こういった症状は、高スペックなサーバーでもアクセスが増えてくると起こり得ます。
大事なのは、スペックに余裕のある状態を保つという事です。
目次
クレジット決済をおすすめしないサーバー
まず、月額500円以下の低コスト・低スペックのプランは利用できないと思っていただいた方が良いです。
どんなにアクセスが少なくても、せめて月額2,000円以上のプランで、スペックにも余裕があるサーバーが必要です。
また、サーバーによってはSSLでのソケット通信を行う決済サービスを利用できない場合もあるようなのでご注意ください。
サーバースペックの目安は、商品の登録数や、使用しているプラグインの状況でも変わってきます。
最適な環境を見極めるのはなかなか難しいので、余裕を持たせることが大切です。
Welcart おすすめのサーバー
前述の通り、大事なのはサーバースペックに余裕のある状態を保つことです。
弊社が提供する「Welcartクラウド」では、サイトに最適なサーバー環境をご用意しますので、常に安定した状態を保つことができます。
また、セールやメディア掲載などのアクセス急増が予測されるタイミングに合わせてサーバーのスペックを変更することができるのも選ばれる理由の一つです。
クレジット決済導入時に決済会社から求められるセキュリティ・チェックリストの要件も満たしていますので、セキュリティ面についても安心してご利用いただけます。
サーバー選びでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
WordPress環境の手厚い保守決済サービスの種類ごとの注意
curl、ソケット通信が必要な決済サービス
- WelcartPay
- e-SCOTT
- PayPal
- ゼウス
- イプシロン
- ペイジェント
- atone
- SBペイメントサービス
これらの決済が利用できないレンタルサーバーがあるためご注意ください。
注意が必要なサーバー
- wpX
stream_socket_client の制限をしている、キャッシュが ON になっているとクレジット決済ができない事例あり - XServer
ペイジェント決済のモジュールタイプが使用できない事例あり
WCEX DL Seller の自動継続課金、WCEX Auto Delivery の定期購入の導入不可
※2024年10月時点
その他、クレジット決済に関するFAQはこちらをご参照ください。
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