セキュリティ

WordPress+Welcartで作るECサイトのセキュリティ対策完全ガイド

ECサイトは、商品やサービスをオンラインで販売・決済するため、ユーザーの個人情報やクレジットカード情報を扱う高リスク領域といえます。特にWordPress+Welcartは手軽さと拡張性の高さから多くのサイトで採用されていますが、その手軽さが故にセキュリティに関心の薄いユーザーも多いようです。 アップデートを怠ると、脆弱性を突かれる可能性があります。 パスワードを使い回ししていると、アカウントを乗っ取られる恐れがあります。 SSLが未導入、または決済まわりの設定に不備があると、情報漏洩につながる可能性があります。 これらはほんの一例ですが、被害が発生すれば企業の信用が大きく損なわれ、売上や顧客離れといった深刻な問題に直面します。本記事では、WordPress+WelcartでECサイトを安全に運営するためのポイントを網羅的に紹介します。もし対策がおろそかになっていると感じたら、ぜひ本記事を参考にセキュリティを強化し、健全なEC運営を実現しましょう。

2025年3月までのEMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)導入義務化について

クレジットカード取引のセキュリティ強化のため、2025年3月までに全てのECサイトで新しい認証システム「EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)」の導入が必須となります。期限までに対応いただけない場合、カード会社からの取引拒否や罰則の対象となる可能性がありますので、必ず対応をお願いいたします。

ソニーペイメントサービス(e-SCOTT)の「マーチャントパスワード」変更のお願い

Welcart で e-SCOTT もしくは WelcartPay をご利用の加盟店には、ソニーペイメントサービスから「セキュリティ強化に伴うインターフェース仕様変更のお知らせ」「EMV3Dセキュア用AES暗号化モジュールについて」というメールが届いているかと思います。 このメールは、Welcart の利用者に限らずソニーペイメントサービスの全加盟店に送られているものですので、Welcart のユーザーには対応の必要がない説明も含まれていますが、重要な変更作業もあります。 こちらでは Welcart のユーザーが必ず行わないといけない作業について、説明いたします。

クレジット決済導入時のセキュリティ・チェックリストとその対処

経済産業省と日本クレジット協会は、クレジット決済の新規契約時に「セキュリティ・チェックリスト」に基づくセキュリティ対策の実施状況を申告するよう求めており、2022年10月より実施されることになりました。決済会社、決済代行会社によって開始日は異なりますが、全ての新規契約で実施され条件を満たしていない場合は契約ができなくなります。では、セキュリティ・チェックリストに基づく対策措置状況申告書とはどのようなものか、またその対処はどのようにしたら良いのでしょうか。ここでは Welcart を使用したECサイトでの対処法についてご案内します。

WordPressで作る安全なECサイト/セキュリティ不安解消

WordPressはセキュリティリスクが高いと言われがちですが、そのほとんどは運用でカバーできます。世界中で圧倒的なシェアを誇るの強みはSEOと拡張性です。その恩恵をECサイトに利用しないのはもったいない話です。 人気も実績も兼ね備えたWordPress でECサイトを構築すれば、WordPressの強みを反映し、集客に優れたECサイトを作ることができます。 では、どの様にすればWordPressで安全なECサイトを運用することができるのでしょうか。 今回は、皆さんの不安要素であるセキュリティに注目したECサイトの作り方と運用方法について解説いたします。