拡張プラグイン「AutoDelivery」と「DLSeller」は、規定の時間に決済の一括処理を行いますが、処理する件数が多い場合サーバーのタイムアウトが発生する場合があります。
処理にかかる時間は環境によって異なりますが、1件当たり凡そ1秒と考えて良いかと思います。例えば、DLSellerで毎月1日に自動課金を行うとした場合、サーバーの初期設定では処理実行時間は30秒ですので、約30件の処理で実効が中断してしまうことになります。
どの程度の期間にどれくらいの会員数になるかを想定して、サーバーの設定を調整する必要があります。サーバーの設定は、利用しているサーバーによって異なりますので、サーバー会社にPHPの処理時間を延ばしたいと問い合わせてみると良いかと思います。
以下には、nginx での設定例を記しておきます。
nginxの場合、動作環境にもよりますが、一例として以下の3つの設定ファイルを編集します。
300は実行時間で、秒数を指しています。
php.ini max_execution_time = 300
php-fpm.conf request_terminate_timeout 300
nginx.conf fastcgi_read_timeout 300
kusanagi で php7 の場合
/etc/php7.d/php.ini max_execution_time = 300
/etc/php7-fpm.d/www.conf request_terminate_timeout 300
/etc/nginx/conf.d/**********_ssl.conf /etc/nginx/conf.d/**********_http.conf fastcgi_read_timeout 300